BOYS BE すこやか

アレルギー、発達障害、けいれん重積など、険しい年子育児の記録

休日は子連れで野外イベントへ!音量は平気?音響外傷って?

現代は子連れで行ける野外イベントやライブなども多く、親子や家族で音楽鑑賞を楽しむ方も増えているように感じます。私も音楽が大好きだし子供達も嬉しいことに音楽を好きでいてくれているので、機会あるたびに足を運んでいる……と思ったでしょ?
実はあんまり行かないんです。禁煙の場所が少なかったり子連れだと何かと面倒くさかったり色んな理由があるんだけど、一番の理由は音響外傷が怖いから
モニターの目の前で抱っこ紐つけたママさんが踊ってたり小さな子供が最前列ではしゃいでいるのを見ると「音楽ってボーダレスで最高♡」と思う反面、「子供の耳は無事かしら?」と不安になってしまいます。
小さな子供の耳に大きな音は負担だということをしっかり認識していただきたいなぁ、と思う今日この頃です。
 

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アンプラグドならガンガンいきたいところだけどね。(被写体はオガックス&新倉壮朗)

 本当は怖い大音量 

ライブやパーティーが大好きなママさんやパパさんにとっては慣れてしまって普通に感じる音量や音圧も、子供の耳にはとっても刺激が強いのです。強すぎて傷つけてしまう場合もあります。

◆大音量のコンサートの後、耳鳴りがずっと続いたり、聞こえが悪くなったりすることがあります。これは「音響外傷」といい、聴覚器官がダメージを受けたことで起こる疾患です。耳が受け取れる音は限られており、この限界を超えたときに発症します。なお、音に対する感受性は個人差があるため、すべての人に起こるわけではありません。

◆耳は外耳、中耳、内耳の3つで構成されています。外耳から入った音は鼓膜を通り、中耳にある骨を介し、その振動が電気信号に変換され脳に伝わります。電気信号へ変換するのは、内耳にある蝸牛(かぎゅう)の「有毛細胞」。音響外傷は、大きすぎる音によって、この有毛細胞が傷つけられることをいいます。一度傷ついた有毛細胞は修復できず、それが積み重なると本格的に聴力が低下します。

◆大音量に直撃されると大人でもダメージを受けます。まして子どもは内耳が傷つきやすいため、その影響はより大きいと推測されます。幼い子どもは訴えることができません。目立った障害が現れていないようでも、測定すると聴力の低下が起きている場合もあります。
 
「 神経質だよ」と言われてしまえばそれまでですが、子供に大音量の音楽イベントを体験させる上ではこのようなリスクが必ず付いて回るということだけは理解していただきたいと思っています。
 

子供を連れて行くならイヤーマフ

もし子供を野外イベントのモニター前やライブハウスに連れて行くなら、そしてママさんやパパさんが本当に音楽が好きなんだったら、子供には必ず防音イヤーマフを着けてあげてください。もし将来子供の耳が悪くなって音楽できなくなっちゃったら?「あの時行かなければ良かった」なんて後悔して音楽を嫌いになんかなりたくありませんよね。ウチの上の子もそろそろ3歳のワガママが落ち着く頃だと思うので、外しちゃうこともなくなるだろうし買ってみようと色々調べてみましたが、これを買おうと思っています。
スマイルやてんとう虫などカラーバリエーションや柄も豊富で可愛いし、遮音性も安定していて、6ヶ月から15歳まで長く使用できるそうです。ヨーロッパの老舗ブランドということで、聴覚障害の研究を続け、生涯続いてしまう難聴を防ぐために社会へ訴え続ける活動を行なっているEdz Kids。
使用感覚は「水の中にいる感じでノイズをシャットアウト」だそうです。すごい〜!
 

 

リスクを回避して楽しみましょう♪

できるだけリスクは回避して楽しい音楽ライフを、親子で楽しんでいきたいものです。

親の数だけ色々な考え方がありますので一概にこれが正解だと押し付ける気持ちは毛頭ありませんが、私個人的には、やはり耳を守りながら楽しむべきかなぁと思いますし、子供にも音に対する正しい理解をして欲しいと思っています。

便利な世の中ですから、使えるグッズはどんどん使っていきましょう!