アレルギー性紫斑病の発症までの経過と診断、その後について
この度、長男が罹患したアレルギー性疾患がまた一つ増えました。
アレルギー性紫斑病という病気です。これまた例のごとく原因は不明。
2018年5月28日
「昼寝から起きたら右足が腫れてきて、歩いたり立ったりするのも嫌がっている」と、突然保育園から連絡があった。怪我するような状況ではなかったと全信頼を置いている保育士さんが仰るのでもちろん信頼し、仕事が終わり次第急いで迎えに向かった。
見てみると、確かに捻挫っぽくはない。腫れて赤くなってはいるが、怪我のような印象は受けない。少し赤い発疹というか、ぷつっとしたものがあったので関連性を気にしてみたけれど、素人目にはわからない。
保育士さんや保育園の看護師さんと相談し、筋肉や神経の問題か、ちょっとした細かい骨のヒビっぽい?ということで、最寄りの整形外科へ行ってみることにした。
整形外科でレントゲンを撮るも、異常はなし。
問診になると先生はアッサリ「うん、これはどう見ても虫刺されですね」と仰った。
あ〜、虫刺されか、それは考えてもみなかったです…虫刺されでこんな腫れるんですか?と聞くと「腫れますよ」と。強めのステロイド(リンデロンVG)をいただき、帰路についた。
帰宅後、ツイッターで色々質問してみたり、グーグル先生で調べたりしていると、どうもブヨに刺された痕に酷似していた。昆虫アレルギーなどを持っているアレルギー体質の子だと、酷い症状が出やすい、と。
リンデロンを塗り、その日はひとまず休むことに。
2018年5月29日・30日
ちょっとわかりづらいかなと思うけど、こんな感じ。
この赤い部分が虫に刺され(噛まれ)た患部で、そこを中心に腫れが拡がっている、と言われればそう見える。そうだろうな、と思った。
ただ、そこは、町医者に裏切られ続けて(下記記事参照)医者を信用しない系ママの私です。
思い直す。
そもそも、東京にブヨいんのかよ?(真顔)
というわけで、今回もいつもと同じように多摩小児総合医療センターへ駆け込むことを考える。とは言っても緊急性がそこまで感じられなかったため、自然と落ち着けばいいなと思いながら、様子を見た。
すると夜から膝下までに赤い発疹のような、蕁麻疹のようなブツブツが大量に現れはじめた。
な、なんか、右膝の関節が腫れてない?!
徐々に痛がって座ることもできない(膝が曲げられない)ように。虫刺されだったとしても、これはアナフィラキシークラスの症状じゃないのか?というか虫刺されじゃないだろこれは、なんなんだヤブ医者この野郎!!
というわけで翌日に多摩小児総合へ行くことを決意し、徹夜で症状と病気を照合しながら調べる。
ここで私は、紫斑病という病気を疑いはじめた。
2018年5月31日
今日までの経緯と、感じていた疑問を全てぶつけ、先生に診てもらう。
「色々調べたのですが、紫斑病という病気に酷似しているように思うので、よく診ていただけると助かります」と簡潔に伝え、無駄のないよう、かつ丁寧に診察をしていただいた。
川崎病の時と同様、何人ものお医者様がいらっしゃって、相談をしながら診断を進める。
「確かに紫斑病のように見受けられますが、同じ症状が出る別の病気との判別をつけたいので血液検査と尿検査をさせてください」とのことで、血液検査を行った。
後から調べると、血小板の減少に伴う紫斑病や、白血病なんかでも同じような症状が出ることがあるらしい。血液検査の結果、長男は血液検査の結果はなんら問題がなく、アレルギー性の紫斑病で間違いないとのことだった。よくないけど、よかった。
ひとまず入院までは必要なさそうだから、自宅で安静にしていてね、との指導を受けて帰宅。
2018年6月3日
膝や足全体を痛がって歩けない日が続いていたのだが、夜も眠れないほど痛むようで再び夜間の救急へ。本人の心的負担や症状など様々な面から考え、入院をなるべく避けて、鎮痛で様子をみることになる。痛み止めをいただき、帰宅。
これが割と効いたようで、この日から本人の調子もだんだん良くなる。
2018年6月8日
先生と約束していた外来診察の日。
「まだ激しい運動をしたりしたら紫斑が出るかもしれないけど、関節の腫れや痛み、血尿など他の症状が出ない限りは普通に生活してもらって大丈夫です」とのこと。
一ヶ月後にもう一度診察へ伺うことになり、その後経過は良好。